◆理事長　　岩井　利夫

　　本校のＥＡＳＴの４コースはそれぞれ特色あるカリキュラムを設定しています。
多様な教育方法で、生徒一人ひとりの可能性を開花させています。学力の着実な向上と課
外活動の更なる充実を図りながら、新たな挑戦を行っています。
　１つは、高大接続の教育改革に対応して、学習形態を「勉強」から「学び」へ転換して
います。単に知識を獲得するだけでなく、知識を活用するためにコミュニケーション能力
を高めて人々と繋がり、問題解決に向け行動することを大切にします。
　２つ目は、グローカル教育の推進です。海外との積極的な交流で全く異なる観点（グロ
ーバルな視点）を体験すると同時に、地域社会の諸問題に目を向け（ローカルな視点）、
その解決のために行動することを大切にしています。
　３つ目は、新体育館を地域の皆様に積極的に使って頂けるような企画・運営をすることで、地域のスポーツ振興に貢献いたします。
　世界と地元に目を向け、体験的なカリキュラムを備えて若者の育成に挑戦を続けている本校で、皆さんの夢の実現に向けて歩みだして下さい。　

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◆校　長　　田宮　邦彦　「新しい時代に向けて」

　私が「リーダーシップの育成」にこだわっているのには2つ理由があります。
一つ目は、「リーダーシップ」が将来必ず必要とされる力であるということ。
二つ目は、「リーダーシップ」は意識すれば必ず獲得可能な力であるということです。
今、日本の教育界は大きな変革の時期を迎えています。今までの知識重視の教育から、入れた知識を応用できる力を養う教育への変換です。大学入試もその流れに合わせて大きく変わることになっており、多くの高校がその動きを注視しています。本校では一足早く、将来本校生が社会で活躍するために必要な力を育成すべく、授業においては「アクティブ・ラーニング型授業」を全授業で実施し、生徒の皆さんが主体的に取り組める授業作りに取り組んでいます。また課外活動でも多くの方に評価いただいている部活動や生徒会活動、ボランティア活動以外にも、学校外のフィールドに飛び出し、地域の方々や山形に来ている留学生の皆さんと交流を行ったり、多くの生徒がアメリカ・カナダ・オーストラリア・カンボジア・台湾などの海外研修に臨むことで、自らの視野と可能性を広げるチャレンジをしています。それらの活動を通して身につく力こそが、これからの社会に必要とされる力であり、それを私は新しい形の「リーダーシップ」と考えています。意識せずしてつけられる力ではないからこそ高校の３年間は重要です。これから皆さんが向かう新しい時代のために、本校は自らの手で人生を開拓できる人材の育成を目指し、生徒の皆さんとともにチャレンジしていきます。

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